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All 11 tracks: 転校初日/ カロ/ Oh My Big Dady/ So Fat/ ♯1310/ ワルツ・フォア・ジョージ/ Summertime/ 雨/ 八木恋/ ヤギウェ/ ソソソソ/ ■注目のフインガースタイル・ギタリスト、ぷう吉のデビュー・アルバム。大阪での大学時代は落語研究会(オチ研)に入るが、同部にアコギ好きの先輩が居た偶然が彼を落語よりもアコースティック・ギターの世界にのめり込ませたという。卒業後は東京大学大学院理学研究科修士課程に進学して物理学者を志すが、研究室での鬱な毎日に耐え切れず修士号獲得後に帰阪。そして、中川イサト氏のギター・セミナーに参加後、関西を中心に演奏活動を開始し、2008年と2009年に参加した「フィンガーピッキング・デイ」で注目された。近年は演劇やメディアへの楽曲提供なども行っているという興味深い経歴の持ち主。
さて、デビュー盤となる本作『ギターガールの冒険』だが、1つの映画のサントラ盤を作るようなイメージで制作されたという。粒揃いの佳曲が並ぶが、「カロ」「ワルツ・フォア・ジョージ」「雨」などスローな作品に彼の傑出したメロディ・メイカーぶりが容易に窺える。特に「八木恋」は、お薦めの1曲である。そして「So Fat」や「ヤギウェ」でのクールな味わいも見逃せない。また、多くのオーソドックスなカヴァーが存在する永遠のスタンダード曲「Summertime」を思い切りファンキーなアレンジで演奏。そこに彼の冒険心とユーモアと茶目っ気を感じるのである。今、最もライヴを見てみたい若手フィンガースタイル・ギタリストの1人である。