2,800円(内税)
All 15 tracks: Hoofin' It(2:57)/ Backtracking(3:45)/ Back In Big Horizons(2:49)/ Slippery Slope(4:46)/ Lazy Eights(4:41)/ Country Blues Picnic(3:45)/ Rock Island Line(3:21)/ So Long John(6:35)/ Stompin' Tonight On The Pennsylvania〜Alabama Border(5:46)/ I'm Going to Sit Down On the Banks of the River(2:42)/ Great Gray Water(4:48)/ Ojo(4:11)/ Bucket of Rain(4:20)/ Strange Fate(4:01)/ Sligo River Blues〜Spanish Dance/ ■全米フィンガーピッキング・ギター・チャンピオン(1986年)に輝くフィル・ヘイウッドが03年に発表したアルバム。フィルのオリジナル作品やトラディショナル作品を中心に、全15曲。前作『CIRCLE TOUR』と同様、しっとりと落ちついた味わい深いギター・プレイを披露してくれている。2001年2月に亡くなったジョン・フェイヒーに捧げられたフィルのオリジナル作品「So Long John」が収められていたり、フェイヒーのオリジナル作品「Stompin’ Tonight On the Pennsylvania〜Alabama Border」と「Sligo River Blues〜Spanish Dance」をカヴァーしていたりして、亡きフェイヒーにトリビュートする思いを込めて制作されたようだ。加えて、30年間影響を受けつつもフィルはこれまでアルバムに収録しなかったリオ・コッキ作品(「Ojo」)を本作で初めてカヴァーしているのも興味深い。又、ハッピー・トラウムがカヴァーしている事でも有名なボブ・ディランの「Buckets of Rain」やレッドベリーの「Rock Island Line」で渋いヴォーカルを聞かせてくれてもいる。そして、フィルのオリジナル作品は、いつもながらブルースやフォーク・ブルースの影響とそれらへの深い敬意が感じられる粒揃いの曲。5曲目の「Lazy Eights」でのオクターブ奏法も見逃せない。という訳で、目を見張るような超絶テクや目新しいギター奏法は無くとも、聴く者の心をワシづかみにして感動させるプレイと作品を我々に提供してくれるのが、フィル・ヘイウッドである。彼のギター・ミュージック最新作、是非お聴き下さい。※蛇足: 本作をフィルと共同プロデュースしているダコタ・デイヴ・ハル(Dakota Dave Hull)は、彼と同じ音楽的バック・グラウンドを持つギタリストで、ソロ・アルバムやギター教則ビデオも出しているベテラン・ミュージシャンだ。本作の録音・編集・ミックス・マスタリングも担当。最高の理解者D.D.ハルがアルバム制作に全面協力した事も優れた本作の完成に寄与した事は間違いない。又、渋いジャケット写真は、フィル自身が撮影したものだ。 ■尚、この商品をオーダー頂いた方には、送料無料(当店負担)で発送させて頂きます。 自動計算では送料が加算されますが、後ほど調節します。 ※発送方法はこちらで選ばせて頂きます。代引の場合は代引手数料350円をご請求させて頂きます。