| 型番 |
SD-1999 |
| 販売価格 |
2,800円(内税)
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All 14 tracks: Mister Blue/ The Chase/ Treadin' Easy/ Blues in "E"/ Into The Soul/ Dreamscape/ Beware of The Cat/ Little Min/ Nobody Knows.../ Night Rider/ Tokyo Blues/ Swing Out Loud/ Under The Cherry Tree/ Echoes/
■1999年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。フィンガースタイル・ソロ・ギタリストとしての音楽キャリアのすべてはココから始まったのです。
住出さんがオーストラリア在住時に自主制作でリリースした、まさにファン必聴、必携のファースト・アルバム。限定入荷につき、どうぞお早目に。
下記は2002年の時点で住出さんが本作について書き下ろされたコメントです
■Treadin' Easy (1999年リリース)
この作品は、僕の初めてのソロアルバムということで、とくに思い出深いものです。 「初めてのものは忘れない」と言われますが、まさに、僕にとってはそんな存在になっています。 録音からCDジャケットに至るまで、すべて自分でプロデュースした(もちろん、関係者に助けられながら)というのも初めての経験でした。
このアルバムの面白い(?)点は、全曲、スタジオの床に座って演奏しているところです。 べつに、スタジオに椅子がなかったわけではないのですが、当時は(1998年11月頃)、タタミの上にあぐらをかくような感じで座った方が、ギターが手に馴染みやすかったのです。 今から思うと、地べたに座ってリズミックな曲(例えば、‘The Chase’ とか ‘Dreamscape’)がよく演奏できたなあ、と我ながら感心してしまいますが、けっこう落ち着いて演奏できたことを覚えています。
このアルバムの音作りに関しては、全曲、ラインの音源がマイクの音と共にミックスされています。 これは、正直に言うと、意見の分かれる点かもしれません。 生ギターに少しでも電気的な音が混ざっていると嫌だ(!)というリスナーの方もいらっしゃいますし、いや、曲調に合ってるしガッツがあっていいよ(!)と言われる方もいらっしゃいます。 やはり、「好みの問題」ということなのでしょうか? 最近は、僕はラインの音は一切使用していませんが、このアルバムに関しては、エンジニアーのマイケルの好みもあって、ラインをミックスした音作りになっています。
次に、収録曲に関して少しお話します。 全14曲の中で、とくに、その背景で思い出深いのは、8曲目の ‘Little Min’ と9曲目の ‘Nobody Knows’ です。 ‘Little Min’ は、ミンという名の一匹の犬に捧げた曲です。 当時の僕は、異国の地のオーストラリアでカルチャーショックに苦しんでいました。 悶々とする日々を過ごしていた僕に、安らぎを与えてくれたのがミンだったのです。 しかし、運命のいたずらか、元気だったミンも病魔には勝てず、この世を去ってしまいます。 一方、‘Nobody Knows’ は、1997年に他界した父に捧げた作品です。 当時は、あまりにも急な出来事だったことと、海外で不幸を知らされるという巡り合わせに、しばらくの間呆然としてしまいました。 「もう、明日のことはどうなるか分からないなぁ・・・」 と、その時ほど痛切に感じたことはありませんでした。 それ以来、人生に関して真剣に考えるようになり、「自分がやりたいことを追求するのが人生ではないか。しかも、できるうちに」と、益々アコースティック・ギターにのめり込んでいきました。 ジャケットの中に一枚の写真が載せてあります。 それは、両親が北海道で撮ったもので、特に父が気に入っていた一枚です。 父は、大きく引き伸ばして部屋に飾ろうとしていたそうですが、その出来上がってきた写真を目にすることはありませんでした。
ラスト曲の‘Echoes’ は、僕の妻のお父さんのトム・オリバーさんが名付けてくれたものです。 彼が初めてこの曲を聴いた時、遠い岸から(日本?)‘こだま’が聞こえてくる感じを受けたそうです。 ついでに、彼のことを少しお話しますと、実は、彼はこちらではけっこう有名な俳優さんで、“ネイバーズ”というテレビドラマにレギュラー出演しているのです。 この番組は、かつては、カイリー・ミノーグ、ラッセル・クロー、ガイ・ピアスなども出演していて、オーストラリアでは「国民的」と言われるくらい歴史のあるものです。 ご参考まで。
ジャケット写真は、妻のお母さんの家の近くにある湖で撮ったものです。 最後の最後に一枚残っていたフィルムで撮ったのですが、「ラスト一枚だから、何か違うことをしてよ」と、恐〜いカメラマン(妻)から命令されてとったポーズです。 ギターを裏表に持って舌を出しているのは、僕の彼女に対する‘反抗心’の表れです!
なにはともあれ、僕のソロ・ギター音楽の出発点(原点)となった ‘Treadin’Easy’ を、ぜひ、聴いてみてください! よろしくお願いします。